【第1回】超入門!Unityで2D脱出ゲームを作ろう!「ゲームの設計編」

第1回ゲームの設計編
ゆくすぃ

ごきげんよう、Budding Lab.編集部のゆくすぃです!
好きなゲームタイトルは「Detroit Become Human」・「祇」・「Dragons Dogma 2」です!

ゲームが大好きな皆さんなら、一度は「自分でゲームを作ってみたい!」と、思ったことがあるのではないでしょうか?

本連載では、ゲーム開発初心者のゆくすぃが、基礎的なスクリプトだけを使って、超入門・2D脱出ゲームの作り方を解説します!
全10回の連載をすべて読んでいただくと、下図のような2D脱出ゲームが出来上がります!

ゲーム開始時の画面

▶ サンプルゲームをプレイする

プログラミングの専門知識がなくたって、画像や音楽作成アプリが使えなくたって、案外、ゲームって作れるものです。興味が湧いたなら、ぜひ挑戦してみてください!

目次

まずは、ゲーム開発環境を揃える

ゆくすぃのゲーム開発環境は以下の通りです。

ゆくすぃのゲーム開発環境

インターネット接続できるパソコンとゲーム開発ツールだけ、というシンプルさ。
Unityには5つのプランが用意されていますが、個人開発者なら無料プランで十分です。

  • 年間の収益が20万米ドル未満の場合、Unity Personal(無料プラン)を利用できます(2025年1月現在)。

ゲーム内で使用する画像やオーディオ素材は、Unity Asset Store からダウンロードできるので、画像・音楽作成アプリは必須ではありません。無料素材もあるので、安心してください!

早速、ゲームの概要を考える

今回、制作するゲームの概要は以下の通りです。

ゲーム概要
  • 2D脱出ゲーム
  • ブラウザゲーム(Unity WebGL)
  • ゲーム画面サイズ:1080px * 1920px

3Dよりは2Dの方が簡単!なので、2Dゲームを作ります。

Unityでは、iOSやAndroidを搭載したモバイル端末用のゲームも作れますが、Apple App Store や Google Play などの審査をクリアしないとリリースできません。
一方、ブラウザゲームには審査不要のマーケットプレイスもあり、リリースのハードルは低めです。また、レンタルサーバーを契約していれば、アップロードするだけで自由にリリースできます!

ゲーム画面サイズは、モバイルブラウザ上でプレイされることを考慮して、アスペクト比 9:16 に設定しました。但し、最近は 9:20 や 9:19.6 などのアスペクト比が増えています。

2025年1月現在、Unity WebGLコンテンツはモバイル端末ではサポートされていません。
※参考URL:Unity Documentation(マニュアル)
 モバイル端末の性能不足 (メモリ不足) で、Unity WebGLコンテンツを十分に動かせない場合があるようです。

ゆくすぃ

ゆくすぃが制作したブラウザゲームの中にも一部、モバイルブラウザでは意図した動きをしないものがありました・・・が、将来のバージョンでサポートされることを期待して、ゲーム画面サイズを上記のように設定しています。

ざっくりと、ゲーム全体の流れを考える

無理せず、シンプルなゲーム構成を考えます。

ゲーム全体の流れ
  • ロケーション:お菓子の家
  • 脱出に必要なアイテム:お菓子
  • 脱出方法:必要なアイテムが揃うと脱出口が開く

お菓子の家でお菓子を探す・・・何の捻りもありませんが、わかりやすくて良いと思います。ゲーム開発に慣れるまでは、シンプルなものをきちんと最後まで作り切ることが大事ですから!

脱出に必要なお菓子の数は3つ、探索する部屋の数は3つにします。ゲームをクリアしたことがわかりやすいように、脱出条件が揃えば、脱出口を表示します。

必要な仕掛けを考える

実際のプレイを想像しながら、どんな仕掛けが必要なのかを考えてみます。

必要な仕掛け
  • タイトル画面で「Game Start」をクリック(タップ)すると、ゲームを開始する。
  • 探索のために、お菓子の家の3つの部屋を移動する。
  • 脱出に必要なお菓子をクリック(タップ)すると、入手する。
  • 脱出に必要なお菓子が3つ揃ったら、脱出口を表示する。
  • 脱出口をクリック(タップ)すると、クリア画面へ遷移する。
  • クリア画面で「Play Again」をクリック(タップ)すると、最初からゲームを開始する。
  • SEを鳴らす、BGMを流す。

ゲーム画面に表示されているボタンや画像をクリック(タップ)することで、部屋を移動したり、お菓子を入手したり、音を鳴らしたりします。

今、こうした仕掛けが思い付かなかったとしても、不安になる必要はありません!シンプルな脱出ゲームを一つ作り切る頃には、ゲーム全体の流れが見えるようになり、必要な仕掛けも自然と思い浮かぶようになっています!

必要な素材を考える

プレイ画面を想像しながら、どんな素材が必要なのかを考えてみます。

必要な素材
  • タイトル画面の背景
  • ゲーム画面の背景(部屋数に応じて)
  • ゲーム画面上部の画像
  • ゲーム画面下部のアイテム欄画像
  • エリア(部屋)移動時にクリックする矢印画像
  • ゲットする3つのお菓子の画像
  • 条件が揃うと現れる脱出口の画像
  • クリア画面の背景
  • BGM(mp3)、効果音(mp3)

タイトル画面・クリア画面の背景は「ベタ塗り + テキスト」で良ければ、特に準備する必要はありません。
ゲーム画面下部のアイテム欄以外は、すべて背景画にしても良いのですが、ゲーム画面上部はゲームタイトルやゲームのヒントを表示するのに便利なので、スペースを分けて確保しておきます。これも「べた塗り + テキスト」で構いません。

ゲームの雰囲気作りにBGMや環境音は欠かせませんね!アイテムを入手した時や、ゲームをクリアした時には、SE(効果音)を鳴らすと良いでしょう。

冒頭でお伝えしたように、ゲーム内で使用する画像やオーディオ素材は、Unity Asset Store からダウンロードできるので安心してください!

ゆくすぃ

あっという間に、ゲームの設計ができました!
出来上がりを想像すると、ワクワクが止まりません!

まとめ

今回の記事では、ゲームの設計について解説しました。
最初から、あれもこれもと詰め込んだボリュームのあるゲームを作ろうとすると、途中で挫折してしまい兼ねませんので、まずはシンプルなゲームを最後まで作り切ることを目指しましょう!

次回は、【第2回】超入門!Unityで2D脱出ゲームを作ろう!「ゲーム素材の準備編」です。

以上、最後まで読んでいただき有難うございました!

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