サンプルゲーム:クラスメイト
恋愛ゲーム / Unity (2022.3.9f1)
気になる同級生との距離は縮まるの?
会話を重ねて、親密度を上げていこう!
※サンプルゲームとして作成
クラスメイト 制作後記
恋愛シミュレーションゲームなどに使われる2Dキャラクターのまばたきや、会話システムなどを解説するために作成したサンプルゲームです。「クラスメイト」の制作過程で学んだUnityの知識を整理し、自分の中に定着させること、ブログを通じて、僅かでもゲーム制作初心者同志の皆さんのお役に立つことを目的としています。
「クラスメイト」のTips記事は、下記リンクからご覧になれます。


今回、ゆくすぃは初めて恋愛シミュレーションゲームを制作しました。やってみて一番感じたのは、プログラミングよりも「シナリオ」と「イラスト」の準備に手間がかかる、ということです。
- 場面によって背景・BGMを切り替える
- キャラクターのまばたき設定
- 会話システム(キャラクターの立ち絵・キャラクター名・会話内容を表示)
- 選択肢システム(会話の途中で選択肢を表示、選択に応じた会話を継続)
- 好感度評価
この辺りは「Prefab」・「ScriptableObject」・「Dictionaryクラス」を利用したり、システムのテンプレートを作ってしまえば、ゲームを組み立てるのにあまり時間はかかりませんでした。
一方、キャラクターをデザインして絵に起こす、シナリオを考えて会話や選択肢を組み立てる、といった企画・創作の部分では、思った以上に工数を取られました。恋愛シミュレーションゲームの醍醐味は「キャラクターとの会話」にあるので、当然と言えば当然なんですが・・・それにしても、イラストの準備に手間取り、サンプルゲームのリリースがかなり遅れてしまいました。
ゆくすぃはスケッチブックにシャープペンシルで描いた線画をPhotoShopに読み込んで着色、という手順を踏んでいるので、デジタルでイラストを描けるようになれば、もう少し時短になるかもしれませんね・・・。
また、本当はキャラクターごとに攻略後のスチルも準備したかったのですが、時間がかかり過ぎるので今回は断念しました。今後、かなえクン絡みで制作することがあれば、そちらではきちんと準備したいと思います!
プログラミングの方にも、一つ課題が残りました。
会話文を全て画面に吐き出し切る前に、背景とBGMが次のロケーションに移行してしまいます。見栄えだけの問題ではありますが、次回、挑戦する際にはそこもクリアしたいと思います!
今回、恋愛シミュレーションゲームという新しいジャンルに挑戦してみて、やはり、様々な発見や学びがありました。「こういうことを効率的に処理する方法はあるのかな?」・「前回、ちょっと面倒だったこの部分、他のやり方ってあるのかな?」・・・という疑問は、あらかじめ、自分の中に準備しておくことがちょっと難しかったりしますが、制作過程でやむなく必要になると、それが調べたり・学んだりする好機となります。なので、実際に手を動かすってとても大事なんだ!と、改めて実感しました。
そういうことなので、ゲーム制作初心者同志の皆さん、共に頑張っていきましょう!
以上、最後まで読んでいただき有難うございました!

ゆくすぃ
Budding Labo. 編集部
本業はWebサイトや動画の制作、販促関連のよろず屋。
アナログからデジタルまで、公私共に創作活動は大好き!